The Flickr ヘビイチゴ Image Generatr

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　道端や田んぼの畦で普通に見られます。
子供の頃、毒があるから食べてはダメと聞かされていましたが、毒は有りません。
　人間が食べなくて蛇が食べるイチゴという意味で名がついているそうです。

大豊作！
こうやってたくさん実っているのは、この苺がちっともおいしくなく、捕食者があまりいないせいと考えられるのだが、彼らはどうしてそういう戦略をとったのだろう？　あるいは、まだ進化の途上で、これから数万年をかけてだんだん甘さを持ち合わせていくのだろうか？

ヘビイチゴの実は既にかなり撮っているのだが、なぜかこの愛らしい実を見つけるとどうしてもカメラを向けたくなってしまう。鳥や子供たちも、食べても美味しくないことを知っているせいか、もぎ取られることのない実なので、比較的撮りやすい被写体であるというのもその理由の一つかも。

Olympus digital camera

Olympus digital camera

Olympus digital camera

大豊作のヘビイチゴ。誰も収穫しないけど。

果期。痩果(粒々の部分)を取り除くと、残った花床(土台の部分)が薄いピンクなのが本種の特徴。近縁種のヤブヘビイチゴ/P. indicaでは、この部分は痩果とほとんど同じ色のままである。
淡いピンクの花はアメリカフウロ。右上にはテントウムシの蛹が写っていた。

薬師池公園 萬葉草花苑 蛇苺の花と実

ヤブヘビイチゴ Mock Strawberry

False Strawberry

食べてみても味も香りもしない本種の果実。ジャムにしてみても、加えた砂糖の甘さしかない。それではあまりに味気ないので、香料と酸味としてレモン汁などを加えることになるのだが、結局、見た目はイチゴジャムだが、味は加えた香料のジャムという摩訶不思議なものが出来上がるようだ。

公園の芝地で、雨が降ると水が溜まるようなやや湿っぽいところで群生していることがよくある。公園のような管理されたところでは定期的に草刈りが行われるので、本種のような地面にマット状に広がっている植物にとっては、つねに日当たり良好で居心地は良いようだ。